あらためまして、凪農園です
昨年秋までの2年半ほどを岩見沢市の農業研修生として日々、土にまみれながら送っていたわけですが、なんとかかんとか去年の9月末に岩見沢市はじめ各方面より独立を認められまして、晴れて農家を名乗れるようになりました。
農園名はほぼ迷いなく「凪農園」に。立地的に風のあまり吹かない環境であり、また、あまり波だつことのない平穏な時間が流れる場でありたいとの願いを込めたものでもあります。
ここではミニトマトや落花生、さつまいもを主力作物としつつ、他にも季節の野菜をいくつか育て、そのままの姿で、あるいは加工品としても販売していく予定です。生産したもの、加工したものは、できるだけ現場を見、この土地の空気感を知っていただいたうえで、ありがとうの言葉とともにお客さんに手渡したい。そして消費者の視点で気づいたあれこれをフィードバックしていただき、また翌年の仕事にそれを落とし込む。そういう建設的な循環を原動力として汗を流す、そんなイメージをいつも温めています。
1月からは「room 本と珈琲」という名の喫茶を春から本格的にはじまる本業に先行して始めてみました。アルバイトの合間を縫って、なので週に2、3回だけでしたが、自宅内の一部屋を開放して珈琲や軽食を楽しんでもらう試みです。自分たちの力量がどれだけのものなのかを正確に把握できていないので、メニューの幅を拡げず、できることを真面目にこつこつと、といった感じの
スモールスタートでしたが、少しずつみとめられている実感を4月あたまの時点でもてています。とてもありがたいことです。
instagramアカウントをお持ちであれば、naginoen.nodaで検索してみてください。カフェのあれこれを綴っています。
それではきょうはこのへんで。
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