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鈍く光るもの

こんにちは。

数点分の写真をさらっとお見せしただけだった、鈍い光をしずかに

たたえる古い小物をここであらためてご紹介いたします。まずは

収納系です。


ブリキ素材のキャッシュボックス(3780円)

ありそうでなかなかないモスグリーン色と、ひとつあると便利な

大きすぎず小さすぎずのほどよいサイズが魅力。たとえば


折に触れてひらく文庫をおさめて枕元に。


ハガキはちょうどよく。あるいはお店の方なら出張用の金庫に。

持ち手はありますが鍵はなく蓋をロックできないので持ち歩きの

さいにはおさえが必要です。


こちらは日本製、アルマイトの弁当箱(1000円)です。擦れや細かな

スクラッチはありますが未使用品で仕分けのカップもついています。


手のひらサイズのカードケース(3240円)。ステンレス製で薄さの

わりに丈夫、かつ存在感があるので、常備しないけど大切なカード

類をきちんと預かってくれます。ごついからちょっとやそっとのこと

では見失う心配はない。それでいて細身だからすこしの隙間にも

隠れられる。さらに、ほお~と感心したのは開け締めの簡便さ。

親指で突起部をおすだけでぱかっとちょうどよい角度にひらき…


閉じるときも片手で事足りるという利便性と開閉時に指に伝わる

ここちよい振動で、試すたびになかなかの別れがたさが募って

いくはずです。ある種のかたには。 


ステンレスのシャーレ(1000円)と


ガラスのビーカー(1500円)はどちらも日本の実用品です。きっと

汚れを許さない環境のなか、化学用のぴったりしたゴム手袋により

あちこち運ばれつつ役割をまっとうしてきた退役組。見た目はまだ

まだぴんぴんして勤労意欲もありそうなのであらたな雇用主を

お待ちしています。

さてこんかいはここまで。次回は飾りになるものを数点ご紹介でき

ればと思っています。

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