背筋をのばして再始動
こんにちは。
昨日、一昨日とたくさんのお客さんがきてくださいました。
幹線道路からずいぶん外れたこんな場所に、わざわざ
寄り道してくださる。ほんとうにありがたいことで、背中を
ぱしぱしと叩かれたような数日でした。もちろんいつも
昨日と違う朝を迎えるわけですが、とりわけ今朝は新しく
感じられ、立ちあがる膝にぐぐぐっと力が宿っている感が
ありました。
今日のおやつは『りんごとくるみのケーキ(230円)』です。
焼きあがりの瞬間、じっくり漬けこんだラムレーズンの香り
でキッチン中が満たされ、朝から静かに揺れているやる気
の炎が一瞬ぼっと燃え盛り、お腹がぐぅ、そんな一品です
(わかりにくい)。
誰かが巨大なほうきで空中をぶんっと払ったように、まとわり
つく暑さが跡かたもなく消えた本日。こんな本はいかがでしょう?
「山のパンセ」 串田孫一著
「山からの手紙」 辻まこと著
山や森、そこに生きる動植物。深い思索から浮かびあがった、
それらにたいする愛や畏敬の心が淡々と綴られた、ナチュラ
リストの深い共感を呼び起こす名随想集です。
気ままに頁をめくったら、森の入口に立っている。そこから
小さな旅をはじめられる。そんな感じです。
知床でクマにあえなくても、ここにいます。
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