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本の紹介 和書編

こんにちは。

今日もHUTTEのホームページをご覧頂き、ありがとうございます。

開店準備中のものすごい土砂降りから一転、上空はすっかりオホーツク

ブルーに染まっています。東へ流れる真っ白な雲とのコントラストが、

また眩しいお昼です。

さて、今回はひっそり連載「HUTTEの書棚」第2回として、棚に並ぶ

日本人作家さんの作品を書き連ねていきます。エッセーなどの

ハードカバーはまたの機会に譲るとしてまずは文庫本を、読み込んだ

順にレッツゴ―。

・『アラスカ 風のような物語』 星野道夫

 アラスカ滞在中の日々を、臨場感あふれる写真とともに綴った、

 様々な示唆に富む名著。ふとしたときに手にとって、ランダムに

 読んでます。 巻頭のムースの美しい写真だけでも必見。

・『羊をめぐる冒険』  村上春樹

 内容については説明不要でしょう。「取得」よりも「喪失」に

 人生の魅力を感じていた若き(青き)頃のバイブルでした。

・『風の歌を聴け』 村上春樹

 上と同じ理由で愛読。大学生にとっては麻薬的引力が

 ありますね。

・『北海道田舎移住日記』 はた万次郎

 下川町在住の漫画家による移住にまつわる歳時記。

 田舎暮らしの面白おかしい実態を「学び」ました。

他、『東京奇譚集』、『1973年のピンボール』、『カンガルー日和』

など、比較的古い村上春樹作品がいくつか。どんよりと重い読後

感に苛まれる夏目漱石さんの『こころ』、松浦弥太郎さんの随筆

『くちぶえサンドイッチ』。『高村光太郎詩集』に『銀河鉄道の夜』。

さらにこれから読みたい、片桐はいりさんのエッセー『わたしの

マトカ』、『グアテマラの弟』などもあります。…あれ、こうして

並べるとこっちもやっぱり文庫は少ないなあ…。ま、随時入れ替えと

入荷を重ねていきましょう~。 自宅に眠る本もありますので、

気になるものがあったら思い切って聞いてみてください。低い

確率で応えられるかと思います(笑)。

そして次回は、紹介も楽しい「絵本編」です。お楽しみに。

店内は少しずつ冬支度を、ということでストーブの動作テストを済ませ、

膝掛けも数枚増やしてあります。ぜひどうぞ。

最後に11月のお休みのお知らせも。

11月10日(土)~13日(火)の間は出張のためお休みさせて頂きます。

詳しくは以下よりご参照ください。よろしくお願いします。

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