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今日も鳥は。

春夏秋冬、さまざまな鳥の囀りで賑わうこの場所。今日はノビタキに

ホオジロ、ハシブトガラ、オオタカ(たぶん)の姿を確認、ウグイスの

ホーホケキョも近くの防風林から届いてきました。

面白かったのはハシブトガラのペア。キッチン裏に現れた2度とも、

その小さな口にふんわりした塊状のをくわえていたのです。

その供給元としてこのへんで考えられるのは、隣家の老犬ムギを

のぞいて他にはいません。たしかにモフモフとしたその体毛は脂分が

多いのか、撫でると指のかかりがとてもよくて、色々をくっつけあって

こしらえていく巣には理想的な原材料かもしれないねえと妙に納得

です。しかしながら本人はいいのだろうか? ブラッシングで抜けた分

ならまだしも、何しろまれにみる平和主義な犬だから、もしかしたら

むしられるまま文句のひとつも言わず、気づけば頭部以外、皮膚が

むき出しになっちゃったらどうするんだろ…。いや、むしろ暑苦しくて

たまらないこのモフモフを夏がくるまえに脱ぎ捨てたいと、取引の

ようなものがあったのかも…?

は~、じつになごみますなあ。鳥は日々、いろんなかたちで平和

を授けてくれるものです。

さて、本日の焼き菓子はこちら。


ちょこんと顔をだしたティラミス風味のクリームがポイントの

マフィン(250円)です。こちらテイクアウト不可なので、帰省

などの手土産はスコーンか各種ベーグルをどうぞ。

書籍のおすすめは


『おくりものはナンニモナイ』  あすなろ書房

パトリック・マクドネル著 谷川俊太郎訳 1,296円

仲良しの犬アールに贈りものをすることをきめた猫のムーチ。

でも、犬的になんでももっているアールを喜ばせるプレゼントを

ムーチは思いつけない。


悩みぬいたすえにムーチが箱に詰めた、とっておきのギフトとは?

絵も言葉もシンプルで素朴なのにとても豊かな本だなあ、と思い

ました。僕にとっての絵本のひとつの理想形と言えます。

ラストの見開きにはいつ、なんど見てもほろっとさせられます。

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