下川町であいましょう。
どうやら大雨だけは避けられそうでひと安心、と心配の一つが頭から
消えていったら、その空いた余白にじわじわと、まるで紙に水が滲んで
いくようなかんじで緊張がひろがってきています…。
いよいよ今週末なのです。
イベント自体は11日からの3日間ですが、HUTTEは12、13日の両日、
森を背にしたマーケットスペースの入り口あたりに場所をもらって、
ベーグルやこんなかんじの焼き菓子を数種、
そして珈琲をハンドドリップで提供するほか、店で扱う雑貨もすこし並べ
ます。また斜里岳の晴れ姿をプリントしたポストカードなんかをもって、
道北地方に清里町やオホーツクの住み良さをアピールしたりもする
予定です。
そんなわけで週末、清里のほうへ来店を予定されていたかたには申し
訳ありませんが、営業日にあたる明日から火曜までのあいだは臨時
休業とさせて頂くことを、あらためてお知らせいたします。
なお、下川はオホーツクから紋別経由で約4時間半の距離。
「イベントは魅力だけど、ちょっと遠いなあ…」と渋るかたに、この町を
いちどはたずねてみるべき(と僕は思う)理由をもうひとつあげてみます。
じつはここ、ふるくから植林と伐採のサイクルをまもる循環型森林経営
を実践してきたことが評価され、国から環境モデル都市のお墨付きが
与えられた町でありまして、たとえば報道ステーションで特集が組まれる
(先日たまたま目にして、おお~!と唸ってしまいました)!など、いまや
全国的な注目を集めている町なんですね。
なにしろこれからますますエネルギーの問題と真剣に向き合い、そこ
から逆算して暮らしの在り方をみつめなおす時期に生きていますから、
エコが掛け声にとどまることなく、暮らしの土台として日常に根付き、
実践されている下川のことをしっておくのは有益なことと思うのです。
ガソリンに電気代、食材。なにもかも値上がりするばっかりで、この先
いったいどうなるの?って気持ちが沈んだとき、小さくても、いや小さい
からこそエネルギーの自立を果たそうと熱をはっする町があると思い
出すことだけでも光がさします。こんな資料をみれば、よりつよく。
町のHP内の資料をリンクさせてもらいました。
と書いている間に、ツバメが予告した通りに雨がおちてきました。
キッチンでは着々と制作がすすんでいるようす。もうひとがんばり。
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