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エッセイよりな料理本

こんにちは。

こまかく刻まれた柚子から放たれる目にみえない果汁の粒子が鼻から

しのびこみ脳内は南国。そんなほんじつです。去年からのお付き合い

である愛媛の無茶々園さんからの柚子は、同じく直送の無農薬生姜と

いっしょにジャムに加工されている最中で今週土曜から販売予定。

そのままでも販売しております。有機栽培で身はもちろん表皮も

まるごと健康な愛媛産柚子で柚子湯はいかがでしょう。一玉100円です。

営業スケジュールについておしらせがひとつ。

20日日曜は夕方より貸切となるので15時閉店(ラストオーダー14時半)

とさせていただきます。

さて、入荷したばかりの本からきょうは食をテーマにしたものをご案内

いたします。


「食記帖」 著/細川亜衣  発行/リトルモア 1728円

東京から熊本に嫁いだ料理家の著作は日々の雑感と、つくり、口に

したものの記録帖。旬の地場産食材をつかったレシピには写真が

なく、あくまで日常のひとこまとして調理の流れを記しただけ。そして

全ページモノクロと、さいしょから最後まで歳時記としての簡素な

体裁をたもって構成されているのがユニークです。

なるほど、と頷かされたのはあとがきにかかれたこんなくだり。

―視線や五感が食のまわりから他のものへも向けられだした―

そんな価値観の変化がこの物静かな構成の背景にあるのだと

おもって読み直すと、また違った味わい深さがありました。


なにげなく挟まれた野菜や植物のスケッチも素朴でよいかんじ。 

「長尾智子の料理1,2,3」 「続長尾智子の料理1,2,3」

著/長尾智子 発行/暮しの手帖社 1,512円


うつくしくスタイリングされたレシピ集も料理にたいする動機付けに

なりますが、なんとなく台所にむかう習慣づくりには結びつかない

のでは、という気がしていました。例えるなら、ぐいっと引っ張られて

台所へはいる感じ。その点、この写真少なめでエッセイよりの料理

集はそっと背中をおしてくれるようなさりげなさで、自然に料理したい

気もちが湧きあがってくる、そんな読後感がのこりました。

ググらないといけない難解な専門用語が使われてるとキッチンに

はいるまでに余計な時間がかかるものですが、この本はそういう

邪魔をはたらくことなく料理との仲をとりもってくれます。いいやつ。


料理と言えば、今週土曜からは自家製ベーコンをつかったメニューを

予定しています。あぶらのすくない道産の豚肉をゆっくりと燻して

しあげる味わいぶかいてづくりベーコンをぜひいちどおためしください。

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