こんな英語教材をまっていた。
英語が話せたらいいよなあ、としばしばおもうけれど、でも英会話スクール
にかようほどのモチベーションはないし…もっとこう、勉強感うすいめで英語
に触れられたら…。ながいあいだ感じていたそんな渇きをいやしてくれる本
と出合えました。
「LITTLE HOUSE IN THE BIG WOODS」
著/ローラ・インガルス・ワイルダー 訳・絵/安野光雅
朝日出版社 1815円
日本でも人気を博したテレビドラマ「大草原の小さな家」の原作に、安野
さんが訳と絵をつけて現代へ。
なごむ絵と
付属している、対訳つき原文のちいさな別冊と朗読CDで、みて、よんで、
きいて多角的に英語が学べる構成になっています。なんというか、
まなびたい気持ちにたいして、価格もふくめてあたたかい親切心をとても
かんじます。
このへんにかんしては作者の安野さんも、「本を描き、英語と絵を並べて
英語の難しいところを絵で補えば、もう1度英語を勉強しようとおもう人に
役立つのでは」といったかんじで制作にこめた思いをあかされています。
題材にかんしんが湧けばわくほどとうぜん脳はオープンになるもので、
自然との共生が綴られたストーリーと、そのよみやすい訳に、絵に
誘われて、お勉強がずいぶんすすみました。
もういちど英語としたしみたいというかた、そのなかで自然が好きな人
にはほんとうにおすすめです。
と書いている前日に、じつは売り切れてしまいましたのできょうは取り寄せ
リクエストの募集でのご案内です。
ちなみに買ってくださったのは「もうちょっと字をおぼえたときの孫のため
に」という女性。たしかに贈りものにもよさそうですが、こちらはご自身の
本好きを知ってるので、手放せなくなるかもしれませんよ~という心配を
口のなかでもごもごさせつつ送りだしました(笑)。
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