おいしい小豆いりのケーキがあります。
こんにちは。
けさの窓からのながめです。刻一刻とすがたをかえていく雲が、
角度をかえたり、筋状にちぎったりとさまざまに手をくわえながら
陽光を地表にながしていました。
たった数秒のあいだ目を逸らしただけで光のさすむきもつよさも
おおきくかわっていきます。つぎにみたときはどうなってるんだろう
と期待しながらみつめていると、なんだか対話してるような気が
しました。はっきりとことばを口にするわけではないけど雲に問い
かけて、かたちの変化で応えてもらって、そんなやりとりで。
たとえば仕事に追われていたり、あるいはテレビやインターネット
にすがるようにして情報を浴びつづけている毎日のなかでは、
飲みこむのに精いっぱいで、じぶんがそうやってなにかにむけて
気持ちをぶつけたり、もっというと気持ちをつくることすらしなく
なって、もうたたの塊になってしまいがちな気がします。それは
寂しいしこわい。ただそこに存在しているものに寄ることで、
自分ともむきあう。風景をながめるということは、つまりそういう
プロセスなんじゃないかなと、そんなふうにも思いました。
話かわって今日あすのおやつをご紹介します。
町内産の小豆で焼いたケーキです。カットしたもので200円、
半分くらいのパウンド型で500円でお出ししています。
Comments