あきらめ悪く生きていきます。
こんにちは。
どうにも相性の良くなかった環境にさよならし、4月からまた新天地に
移ることになりました。
浦幌町という小さな町で歴史を紡いできた林業の会社で、森の仕事に
就きます。人生の後半を、自然が健康を保つためのお手伝いをして
過ごしていく。シンプルなライフスタイルを送ることによって、損ない
つつあった僕と妻の健康を取りもどす。そんな動機からの移動です。
未だにオホーツクでの再開を根気強く待ち続けて下さっている方が
ほんのわずかいらっしゃって、このたびの決定においては、その期待
を裏切る形となり申し訳なく思います。でも諦めのきわめて悪い僕は、
じつはイメージを放り投げるどころか、補修し、新しく色を塗り直し
たりしながら大切に育てています。こっそりと。
珈琲が飲めて、本があり、誰にも邪魔されることなく自分の思考を
深められる空間。それはこれからの自分にも欠かせないものだから、
みつからなければ創るしかないんです。
さいきん、知り合いのカフェがまた一つ営業を終了することを知り
ました。理由はわかりませんが、資本に頼らずに永く続けることの
難しさは知ってます。
でも、というか、だからこそ創りたい。数十年のあいだ変わることなく、
誰かにとっての、自分にとっての心の拠り所であり続けられる空間を。
焦らずたゆまず往生際悪く、これからも前へ進んでいきます。
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