「森ジャムin下川町」に参加して。
こんにちは。
今日も朝から暑い清里。窓をあけても気温が一向にさがらず、もはや小説「極北」
のなかに涼を求めるしかありません。熱をうしなった近未来を舞台に、極北の地
に生きる体温の低そうな主人公が淡々と綴る身の上話。夏にありがたい1冊です。
さて、12、13日と参加させていただきました「森ジャム」in下川町。おおむね天候にも
恵まれ(2日目は開始と同時に雨があがるという、天の粋な采配が)、スタッフもお客
さんも青空のしたでとてもいい顔。スタッフのみなさんが日ごろから丹念に手入れ
しているという森につくった会場はやさしいトーンで統一されていて、僕らもとても
寛いだ心持ちですごさせてもらいました。
2日目の抜けるような青空。会場の全体像、そして森のなかに展開した
LOPPISコーナーの写真がないのでせっかくのムードを伝えきれないのが
残念ですが、HUTTEデスクはこんな感じになりました。
お隣は半年前、「あえて」和寒にオープンしたカフェ「nido」さん。地方の小
都市に根をおろし、古いものを大切にしているスタイルには親近感を覚え
ます。いつかお店も訪ねたい。
別会場ではチェンソーアートのコンテストが11日から3日間ぶっつづけで
開催されていました。参加者の一人、スティーブン・ヒギンズさんは当店の
オートミールクッキーが口にあったようで、おかわりしてくれました。
精巧な造りはもちろん、フクロウとクマのやさしい目に釘付け。
スティーブン、きっと動物好きのやさしい人柄なんだろうな。
「森好き」。あれこれ詰めこまないで、そんなシンプルな思い、コンセプトで
芯がとおってたから会場には柔らかな一体感がありました。
よい居心地でしたし、通じるものがある知り合いもふえました。
来年また開催がきまった暁には、いの一番に手を挙げたいとおもいます。
そして気心知れたお客さんも巻き込んでお邪魔しつつ、チェンソーアート
もバイオマスライブもイベントをまるごと味わいたい。
最後にスタッフのみなさん、参加者のみなさん、お客さん、
ありがとうございました。とてもいい時間でしたね。
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